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Audacityで音を大きくする方法

Audacityで音を大きくする方法 ソフトウェア
この記事は約3分で読めます。

Audacity Tips

用意したアルバムや音源の音が小さいときはAudacityで簡単に音を大きく(小さく)できます。

Audacityの詳細な使い方はこちら

Audacityの使い方
Audacityで曲間を無音で自動分割する方法。保存の際おすすめの音声フォーマットや参考ビットレートも書いておきました。アルバムを楽曲ごとに分割後Grooveミュージックでアルバム情報を所得してアーティスト情報や曲名までいれれば完成です。

ゲイン

ゲインとは

アンプについてるつまみのあれです。ボリュームと違い、ゲインを大きくすると音が割れたダーティ音に、小さくすると雑味が少ないクリーンな音になります。

トラックの左メニューにゲインがあります。

Audacity ゲインの使い方

トラックの音圧を丸ごと増幅できます。

  • バーを左(-)で減衰
  • バーを右(+)で増幅

増幅

ゲインはトラック全体でしたが、エフェクトの増幅を使うとトラック全体も、選択した部分のみの増幅が可能です。

増幅する音源を選択します。

波形部分をダブルクリックで全選択できます。

今回は全体を選択します。

Audacity ダブルクリックで全選択できます

上メニュー[エフェクト]内[増幅]をクリック。

Audacity [エフェクト]内[増幅]

[増幅]画面が表示されたら

  • 増幅(db):欄に数値を入力するか
  • バーを左右に動かして

好みの増幅量で[OK]ボタンを押して完了です。

試し聞きができるので、増幅量を変更して[プレビュー]ボタンで確認を繰り返し、好みの音で[OK]ボタンを押して確定って感じです。

今回は3db増幅しました。

Audacity 増幅の調節方法

アルバムの音量をまるっと大きくするだけならこれぐらいで大丈夫ですが、その他詳細機能が知りたい場合は右下の[ヘルプ(?)]ボタンで確認できます。

増幅前より波形が少し太くなっている(音量が上がっている)のが分かると思います。

Audacity 増幅前より波形が少し太くなっている

ノーマライズ

Audacityのエフェクトで正規化が見つからない人は安心してください。ノーマライズの直訳が正規化です。

正規化すると波形のセンターを0.0にして大きすぎる音は小さく、小さすぎる音は大きくいい感じにします。

増幅する音源を選択します。

波形部分をダブルクリックで全選択できます。

今回は全体を選択します。

Audacity ダブルクリックで全選択できます

上メニュー[エフェクト]内[ノーマライズ]をクリック。

Audacity [エフェクト]内[ノーマライズ]

[ノーマライズ]画面が表示されたら、

  • 「DC オフセットの削除(センターを0.0にします)」にチェックを入れる
  • 「最大振り幅をノーマライズ」にチェックを入れて正規化する数字を入れます。(最大 0db)

好みの正規化量で[OK]ボタンを押して完了です。

今回は-5db正規化しました。

Audacity ノーマライズ(正規化)の使い方

正規化前より波形が太くなっている(音量が上がっている)のが分かると思います。

Audacity 正規化前より音量が上がっている

まとめ

Audacityの使い方ページが長くなりすぎたので別ページにしました。

Audacityで音の大きさを変える方法3種類です。

乱暴に3種類の違いを挙げると

  • ゲインはトラック全体の一発増幅
  • 増幅は全体も選択範囲だけも増幅(減衰)できます。
  • ノーマライズ(正規化)は決めた範囲でバランスよく音量をそろえる。

アルバムの音を少し変えるぐらいならノーマライズも増幅も個人的に大差はないと思います。

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