パナソニック(Panasonic) ダイヤルタイマー(11時間形) WH3101BP を分解して、うるさい音を軽減する方法です。
ダイヤルタイマーの利用方法
ダイヤルを回すだけで電源を入切できる パナソニック ダイヤルタイマーの利用方法は多岐にわたります。
- スマホやタブレット、iPad の過充電を防止して電池の劣化を防ぎます
- タイマーのついていない扇風機やホットカーペットに使用すれば消し忘れのない節電対策
- アースノーマットなど蚊取りの電源を自動オフしてくれるので長持ちします。
パナソニックのダイヤルタイマーは便利ですが、運が悪ければ購入してすぐに内部からうるさい音がなります。
回転するモーターを利用しているので駆動部の接触や置く向きによって負荷がかかる部位から音が鳴るようです。
筆者はしてすぐに異音が鳴りだしました。
これから購入するなら音が鳴ることがないデジタルのコンセントタイマーもオススメです。
パナソニック ダイヤルタイマー 分解
ベープマットや扇風機など就寝するときに音がなると眠りの妨げになるので、分解して音の原因を確認します。
大まかな行程としては、分解して駆動部分をグリスアップします。
裏蓋の外し方
裏のネジを3つ取り外します。Panasonic製は Y字ドライバーが必要です。
筆者が使っている特殊ドライバーの詰め合わせ。スマホやゲーム機などの分解にも便利です。
裏蓋を外しました。
ダイヤルと表蓋の外し方
表側はダイヤルの中心に貼ってあるシールをはがしてプラスのネジを外します。
表面の分解完了。ダイヤル中身のプラスネジを2つ外します。
ダイヤル中身の上蓋を外します。錐のように先のとがった道具を写真の位置の差し込んで開いていくとと上蓋を外せます。
上蓋の外し方
裏蓋を外すとギヤなどが露出します。
再現が面倒なので、蓋を開く時にギヤをこぼさないように注意してください。バラすときギヤの表裏に注意が必要です。マジックで表面に印を付けておくのも良いと思います。ギヤの数が多いので、撮影しながら分解組立すると安心です。
このギヤは上から順番に全部外すことができます。
今回はこの辺りから音が鳴っているのだろうと思い、ギヤすべての軸と外周にグリスを少量塗布しました。
はい。タミヤ(TAMIYA) メイクアップ材 セラグリスHG の出番です。
潤滑性に優れた窒化ホウ素のハイグレード粒子を配合した高性能グリス。
楽しい工作などの動く模型のギヤや軸受け、ジョイントなどにつけて動きを滑らかにし、摩耗をおさえます。
人によって音が鳴る場所は違うと思いますが、鳴っている部分に少量塗布します。
あとはバラした順番の逆にくみ上げて完成です。
静音性を取り戻したタイマーはまた寝室で利用可能になりました。
まとめ
うるさい パナソニックのダイヤルタイマーを分解修理する方法でした。
Panasonic製 タイマーの型番はいろいろありますが、同じような作りの物が多いのでうるさくて買い換えを検討しているなら、分解してグリスを塗ってみると静寂を取り戻す可能性があります。
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